5歳の長男は大の恐竜好きです。
彼は金曜ロードショーで「ジュラシックパーク」「ジュラシックワールド」シリーズをみて恐竜の魅力にとりつかれました。そのおかげで沢山の学習スキルが身についたんです!
ハッキリ言います!恐竜は学びのかたまりです。その理由を本人のエピソードともに紹介いたします。
頭が良くなる理由①:カタカナを覚える
長男はまだ平仮名も十分に読めないのですが、恐竜の名前を覚えたい一心でカタカナに興味を持ち始めました。
小学校でも通常、平仮名→カタカナのステップで教えます。
しかし、長男がカタカナを模写している様子をみると、
形の覚えやすさ(とらえやすさ)や書きやすさに関してはカタカナの方が簡単なのでは?!と気づきました。
例えば「ぬ」→「ヌ」。平仮名より形がシンプルです。
「な」→「ナ」、「あ」→「ア」、「わ」→「ワ」、「は」→「ハ」
こちらも形がシンプルですね。
恐竜の名前は舌を噛みそうなカタカナの羅列で、大人でも初見で一発読みはなかなか難しいです。
例えば「パキケファロサウルス」 「クリオロフォサウルス」「アルバロフォサウルス」
ただ、共通するのが「〇〇サウルス」の部分なので、「サウルス」のカタカナは読みは覚えました。
他にも「サウロスクス」「パタゴニクス」のように「ニクス」の部分も覚えるなどよく使われるカタカナも同様に覚えました。
頭が良くなる理由②:図鑑の使い方を覚える
長男が図鑑を読んでいると
「ママー!!マメンチサウルスってどこ?」「ママー!ギガノトサウルス見つけて~!」
と結構な頻度で呼ばれます。そして結構しつこい。来るまで呼び続ける執念深さ(;’∀’)
本人の図鑑調べにに付き合いきれなかったので、
知りたい恐竜がいたら図鑑の最後のページにある索引で調べることを教えました。
するとどうでしょう・・・!?
カタカナが部分的に読める&数字が読めるので、
自分で索引を使って自分で調べてくれるようになりました。
2桁のページ数は56ページが65ページを開いていたり、
198ページなど3桁の数字は難しくてサポートの必要があります。
恐竜のためなら3桁読めそうな予感!
頭が良くなる理由③:地図を覚える
恐竜図鑑には各恐竜のかつて生息地が掲載されています。(または発見された場所)
わが家の恐竜図鑑には化石発見地が5大陸別と詳細な地図で分かるようになっています。
本人も「この恐竜はどこから来たの?」「〇〇サウルスはどこに住んでいたの?」と聞いてきます。
本人に図鑑に掲載されている地図を見せながら
「アメリカとカナダが多いかなあ」「あれ!意外と中国も多いね」
といったやりとりをしているうちに、地図で頻繁にマークがついている生息地(アメリカ・カナダ・中国)は地図上で場所を覚えるようになりました。
アルゼンチノサウルスはその名の通りアルゼンチンで発見された恐竜です。
長男はピンポイントでアルゼンチンの場所を地図で覚えました。
本の2Dのマップだけではなく、地球儀も使って立体的に場所を教えることでより理解が深まります。
わが家では地図で覚えた場所は地球儀も使って恐竜の生息地を教え、平面と立体とで位置を確認させています。
地球儀で恐竜の生息地を学ぶのメリットとしてはこちら・・・
- 世界の位置関係を把握できる
- 5つの大陸と7つの海について知ることができる
- 地球が球体であるということを感覚として理解できる
余談ですが・・恐竜→地球儀の流れで本人の興味の幅が
他の惑星や宇宙、月、太陽、磁力まで及び、大きな視点へ広がりました。
頭が良くなる理由④:時代を覚える
恐竜の進化の過程や時代ごとに生息した恐竜が図鑑に描かれています。
一般的に知られているのは白亜紀やジュラ紀でしょうか。
図鑑の年表を見るとびっくり!
2億5190年前から始まる「中生代」という時代に登場して繫栄しました。
しかし、それよりも前の約40億年前から恐竜の祖先にあたる生物が誕生しています。
図鑑には生物の進化から掲載しています。
長男は「え!最初は生き物は海にしかいないの??」「ゾウリムシみたいな生き物が恐竜になるの?」
と聞いてきました。「恐竜の祖先は魚だったんだね~」と進化の過程を興味津々で楽しんでいます。
恐竜が繫栄していた時代は
「三畳紀」・「ジュラ紀」・「白亜紀」の主に3つなので本人は直ぐに覚えました。
本人は白亜紀末期に大きな隕石が地球に衝突して恐竜の絶滅につながったことに衝撃を受けていました。
「〇〇時代に〇〇が起こって、それ以降の時代の流れが大きく変わってしまった」
これは歴史の基本ですよね。
こういった年代や年表を見てわかったことや気づきが、
今後本人が学んでいく日本史や世界史の学習に役立つと信じています。
頭が良くなる理由⑤:単位を知る・大きさを比べる
長男も図鑑に慣れてきた頃「ティラノサウルスはどれくらい大きいの?」と聞かれました。
図鑑には恐竜の大きさが書かれているので「〇〇メートルだよ」と教えました。
「メートルって何?」と聞かれたので
手を広げてだいたい1mの大きさを教えたり、
メジャーを見せて1mを見せたり、
本人の伸長が1mちょっとなので「このあたり」と教えたり、
いろいろなものを使って1mの大きさを伝えました。
図鑑にDVDが付属でついており、
「〇〇サウルスが学校にいたらこんな感じ」というイメージ動画がありました。
〇〇サウルスは体育館の天井くらい、〇〇サウルスは2階の教室から顔が見えるくらい等。
こうした映像は恐竜の「15m」「10m」など大きさのイメージにつながるのでDVDに助けられました。
本人の好きな恐竜がだいたい10~15mなのですが、
次第に「どっちが大きいのか?」という疑問が湧いてきたようです。
「ギガノトサウルスとアルバートサウルスはどっちが大きいの?」
と長男に聞かれた際は図鑑に書いてある恐竜の大きさを比べるように言いました。
「ギガノトサウルスは12mで、アルバートサウルスは9mだから、、、
ギガノトサウルスの方が大きい!」と数字を比べるようになりました。
いつの間にか数字を比較して大きい小さいも理解できるようになっていた!
最終的に本人は竜脚形類という首のなが~い草食動物が大きい種類だと気づくことができました。
算数の問題にも使えると考えていて、
アロサウルス12mはイグアノドン10mよりどれくらい大きいでしょうか?(12ー10=2)
など、アレンジ次第で足し算引き算もできますね。
今後は〇〇サウルスが時速10キロで2時間走りました・・・、なーんて問題も作れるかも!?
子どもが興味がある事を題材に問題を出すことで、苦手意識を軽減したり、楽しいからもっと解きたいという気持ちにさせてあげられます。これこそ好きに勝るものはないの本人らしい学びだと思っています。
おすすめ図鑑
上記で紹介してきた恐竜の話は全て
学研の「学研の図鑑 LIVE 恐竜」に掲載されていた情報です。こちらの図鑑、本当にすごいです!
すごいぞポイントは以下の通りです。
・最新の恐竜情報(恐竜の多くに羽毛が生えていたなど)が得られる。
・紙が厚く質が良いので、長持ちしそうな予感。
・紙以外の楽しみ方として、DVDがついている事、スマホでも動画やアプリで恐竜が3DCGで見られる。
恐竜 新版 (学研の図鑑LIVE(ライブ))
恐竜好きに育ててみよう!
以上、恐竜好きの子ともが頭が良くなる要素を5つ紹介しました。
2.図鑑の使い方を覚える:学習全般
3.生息地を覚える:理科・社会
4.時代を覚える:歴史
5.大きさを比べたり、大きさの単位を知る:算数
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